日差しの強い日が続きます……

熱中症は、真夏に多いと思われがちですが、実は5月から多く発生しています。特に、梅雨明けの蒸し暑く、気温が急に高くなる時期には、熱中症による救急搬送者数が急増しているというデータもあります。


 どうして熱中症になってしまうのかというと、気温や湿度が高かったり、激しい運動をしたりして、身体に著しい熱が生じた際、その暑い環境に身体が十分対応できなかった場合、体内に熱がこもってしまうからとされています。


 そうなる前に予防することが何より大切です。たかが熱中症……と簡単に思われることも多いですが、熱中症は命にかかわる病気です。ですが、予防法を知っていれば防ぐことができますので、積極的に下記の「熱中症予防行動」を実践しましょう。

熱中症予防行動

(1) 暑さを避ける(エアコンをつける)

 暑さを避けることが最も重要です。暑さを感じにくい方や電気代が気になる方もいらっしゃるかと思いますが、昼夜問わずエアコンを適切に使用することを強くオススメいたします。

(2) 外出や屋外での長時間の作業等をやめる

 不要不急の外出はできるだけ避けましょう。

(3) こまめに水分・塩分の補給をする

 人は軽い脱水状態のときには、のどの渇きを感じません。水分補給はのどが渇く前から行ないましょう 。
 なお、高齢者、小さいこども、体調不良の方、肥満の方、ふだん運動をあまりしない方は熱中症になりやすい方々です。周囲にいる人が、環境整備や声掛けをしていきましょう。

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