支援の会

ご協力のお願い

なぜ支援?

ホスピスっていったって費用がかかりすぎる、高すぎる? という意見が世間ではあります。確かに世間のホスピスは入所するのに経費がかかりすぎます。その金額もおよそ75万円位から150万円位といわれております。とんでもない話であって、これではごく限られた経済的に裕福の方しか利用できません。

いのちは平等であって、貴賤に区別があるものではありません。今回どちペインクリニックのホスピス診療所は経済的に誰もが利用できるように経済的に工夫されています。

ホスピスっていったって、死に場所?......... 冗談ではありません。人間としていのち輝いて自分らしく生きること、いのちの輝きを求めるところです。どちペインクリニックのホスピス診療所は、入院日数も患者やその家族の自己決定によって決めていきます。人間は自分で自己判断して自己決定していくことが一番大切なことです。場合によっては、ショートステイも可能だし、事情によっては長期にわたってもかまわないし、在宅ケアに切り替えてもかまわないのです。要は患者側の自己決定なのです。

ホスピスっていったって、ホスピスそのものが尊いのではありません。終末期医療の人間のいのちの輝きの保証である緩和ケアをする土地院長や長田婦長をはじめとする医療スタッフの皆さんの医療哲学が、すなわち、人格が尊いから支援活動を進め、お互いがいのちを輝かせ、いのちの質を高めようというものなのです。

ホスピスっていったって、建物を建てればそれでよしというものではありません。(とはいったって、本当に心の支え、いのちの質の支えになるような建物っていったら必死で支援活動も頑張らなきゃ) 建物がたたった後の運営もしっかり支援していかなければなりません。DPCホスピスをとおして、終末期医療のあり方やいのちの輝きを学習したりして啓蒙運動につとめたり、直接、DPCホスピスにボランテアとしていろいろな形でかかわって支援していく必要があります。

支援ご協力のお願い

成人の3、5人にひとりはガンといわれております。しかも,ガンの末期になると、その痛みも相当のもので、75パーセント(約4分の3)の方は、人格を失うくらいの酷い痛みを感ずるそうです。もし、この痛みが緩和できたならば、もし、自分の人格を最期まで保つことができたならば、人間として本望であるし、できれば、だれしもそう願いたいものです。

ご存知のように、ガンは現代病のトップであり、しかもガン末期における緩和ケアは、現状の医療体制では十分といえません。

もし、ガンになった時、進行して治療行為を施すことができなくなった時に、自宅で緩和ケアを受けられようとも、診療所で緩和ケアを受けられようとも、自分の意思に基づいて自由に選択でき、人間として残された時間に輝きをもって自分の人格を高めながら生きることができたら何とすばらしいことでしょう。これは誰しも願うところです。

そこで、医療法人どちペインクリニックの緩和ケア(ホスピス)機能を有する有床診療所の運営を支援する活動を市民運動として、ごく一般人々一人ひとりとともに、手と心をつなぎあって進めて行ければと思います。

このような趣旨のもとに『医療法人どちペインクリニックのホスピスを支援する市民の会(略称:DPCホスピス支援の会)を結成し、市民運動を展開していくことになりました。

つきましては、この会の入会、および活動の啓発運動の協力、ご寄付等、いろいろな形でご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

医療法人どちペインクリニックのホスピスを支援する市民の会 (略称:DPCホスピス支援の会)