2022年8月26日(金)、当診療所にてがんの征圧と患者支援を目的としたチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」を開催いたしました。
例年、甲府市内で開かれる同イベントに参加しておりましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、診療所内での開催を決めました。
患者さんやその家族、職員が灯籠にがん闘病中の人へのメッセージやイラストなどを描いて並べ、火を灯しました。このキャンドルは、私たちの心にともる希望の光です。
オープニングセレモニーでは、小田切佳仁病棟看護師長が『ルミナリエセレモニーの詩』を朗読。ミニコンサートも行い、心安らぐ時間を過ごしました。
土地邦彦院長は「クリニックには終末期のがん患者が多い。がん患者に寄り添い、気持ちを一つにする思いを込めて開催した。元気な人も病気を患う人も同じ思いで闘っていきたい」と話ました。
リレーフォーライフは、24時間がんと向き合う患者の想いを共有する米国発のイベント。世界各地に広がっていて、山梨県でも山梨県立大学で同日行なわれました。
場所は違っても、想いは一つ。
相手に気持ちに寄り添う温かな世界でありますように。
『エンプティテーブル』
この小さなテーブルは、尊厳と名誉の象徴です。
これは、ここに来ることができなかった 愛する人の席です。
がんを宣告された人たち、ルミナリエの灯を捧げた 大切な人たちの席です。小さなテーブル
それは、時にたった1人で病と闘う患者のはかなさの象徴。白いテーブルクロス
それは、命を懸けた闘いを支える 医師、看護師、研究者たちの象徴。花瓶のいちりんのバラの花
それは、家族や友人の揺るぎない愛情と 病と闘う強い意思の象徴。花瓶のピンクのリボン
それは乳がんに限らず、がんの治療法開発を支えている多くの人々の襟に飾られてきたリボンの象徴。
日本では本年、33万人をも超える人々ががんの犠牲になると考えられています。皿の上の一切れのレモン
それは、この重大な病との 苦い闘いの象徴。
毎年53万を超える新たな患者が闘っています。皿の上にちりばめられた塩
それは、数えきれない患者の苦しみの涙と愛する人を失った家族や友人が流した涙の象徴。ふせられたグラス
それは、今日のこの日を共に祝うことができなかった人々への追悼。でも、このキャンドルは私たちの心にともる希望の光。
サバイバーがくれる希望の光。
リレーで集められた基金と、医療に携わる人々の努力によってもたらされるがん根絶への希望の光。1つの世界、がん撲滅への1つの希望。
引用元:「エンプティーテーブル」とは?/リレー・フォー・ライフ・ジャパン
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https://relayforlife.jp/kawagoe/archives/361